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2026/09/11院長ブログ
赤ちゃんのむし歯予防は、妊娠中から?~お母さんのお口の健康が赤ちゃんの未来につながります~
こんにちは!
ジャスミン歯科クリニック 歯科衛生士の岩切美奈です。

今回は、前回のブログに引き続き「妊娠と歯科」についてお話しします。

前回は、お腹の中にいる赤ちゃんの歯がいつ頃から作られるのか、妊娠中の歯科受診についてなどをご紹介しました。

今回は少し視点を変えて、
「赤ちゃんのむし歯予防は、いつから始まるのでしょう?」
というお話です。

実は、赤ちゃんの歯が生えてから歯みがきを始めればいい、というわけではありません。
赤ちゃんのむし歯予防には、お母さんやご家族のお口の環境も大きく関わっています。


赤ちゃんのお口に、むし歯菌は最初からいる?

生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、むし歯の原因となる細菌は存在しません。

ところが、奥歯が生える1歳6ヵ月頃になると、周囲の大人の唾液をとおしてミュータンス菌が赤ちゃんに伝わる事がわかっています。
感染しやすい時期は、複雑な形の乳歯が生え、糖分を摂取する機会の増える1歳6ヵ月頃から乳歯列が完成する2歳7ヵ月頃まで!

日本人の大人の約9割にミュータンス菌がいると言われていますので、周囲の家族や大人が自身のミュータンス菌を減らして、赤ちゃんに伝播させないようにする事が大切です。

例えば、
・スプーンやお箸を共有する
・食べ物を大人が口に入れて温度を確かめる
・同じコップを使う
・大人の唾液がついたものを赤ちゃんの口に入れる
など、日常生活の中で唾液を介して細菌が移る機会があります。

ただし、ここで大切なのは、
「むし歯菌を絶対に赤ちゃんに移してはいけない!」
と神経質になることではありません。

お口の中の細菌を完全になくすことはできません。
大切なのは、赤ちゃんのお口にむし歯の原因となる細菌が増えにくい環境を作ってあげることです。


だからこそ、お母さんのお口の健康が大切

赤ちゃんのお口の健康を考えるとき、
「赤ちゃんの歯が生えてから気をつければいい」
と思われるかもしれません。

しかし、赤ちゃんのお口に関わるご家族自身のお口の中に、むし歯があったり、歯垢(プラーク)がたくさん残っていたりすると、むし歯の原因となる細菌が増える環境になってしまいます。

だからこそ、
赤ちゃんの歯が生える前から、ご家族のお口の環境を整えておくこと
が、赤ちゃんのむし歯予防の第一歩になります。

妊娠中の歯科検診やメンテナンスは、お母さん自身の歯を守るだけでなく、これから始まる親子のお口の健康づくりにもつながっていくのです。


歯周病菌は女性ホルモンが好き⁉︎

妊娠すると、女性ホルモンの上昇に伴い、唾液や、歯ぐきの溝から出てくる組織液(歯肉溝浸出液)の中における女性ホルモンの濃度も上昇し、種類によっては妊娠していないときの10~1,000倍にも増えます。
歯周病菌は女性ホルモンを栄養素とするので、女性ホルモンが増加すると歯周病菌も増殖します。なので、妊娠関連性歯肉炎などが起こりやすくなるのです。


歯周病が早産や低体重児出産のリスクを高める

歯周病にかかっている妊婦さんは、かかっていない妊婦さんに比べ、早産や低体重児出産のリスクが5~7倍に膨らむといわれています。

歯周病の炎症があると、子宮を収縮させる作用がある物質の血中濃度が高まるからです。


妊娠中のお口のケア

妊娠中のお口のケアで、特に悩まれる方が多いのが「つわり」です。

「歯ブラシを口に入れると吐き気がする」
「歯みがき粉の味や香りがつらい」
という方も少なくありません。

そんなときは、無理にいつも通りの歯みがきをしようとしなくても大丈夫です。

例えば、
・小さめの歯ブラシに変える
・子供用歯ブラシで試してみる
・ワンタフトブラシを活用する
・香りや刺激の少ない歯みがき粉を選ぶ
・歯みがき粉を使わずに磨いてみる
・体調の良い時間帯に磨く


など、できる方法から試してみましょう。

また、キシリトールガムやタブレットも、どのタイミングでもよいので摂取することで、プラークの粘着性を低めたり、唾液の分泌が増えて歯の再石灰化を促進する効果などが期待できます。
キシリトールを摂ることで、生まれてくる子どもへのミュータンス菌の伝播の予防に効果ありという研究結果も出ています。



どうしても辛い時は、食後すぐに水で強めにブクブクうがいをするだけでも大丈夫!
食べかすを取り除く効果があります。


ちなみに、フッ化物は胎児への移行が制限されるため、フッ化物配合歯磨剤は妊婦さんにも安心してお使いいただけます。



「吐いた後はすぐ歯みがき」は要注意?

つわりで嘔吐した後は、胃酸によってお口の中が酸性に傾き、歯の表面が一時的にダメージを受けやすい状態になります。

そのため、嘔吐直後にゴシゴシと強く歯みがきをするのは避けましょう。

まずは水や無糖のお茶などでお口をよくゆすぎ、少し時間を置いてから、やさしく歯みがきをするようにしましょう。

また、嘔吐の回数が多い場合や、歯がしみる・歯の表面が気になるなどの症状がある場合は、歯科医院にご相談ください。




出産後から始める「親子のお口づくり」

赤ちゃんの歯が生えてきたら、いよいよ赤ちゃん自身のお口のケアが始まります。

最初は歯ブラシを嫌がったり、思うように磨かせてくれなかったりすることもあるでしょう。

でも、焦らなくて大丈夫です。
まずはお口に触れられることに慣れることから。

歯が生えてきたら、少しずつ歯みがきの習慣を作っていきましょう。

そして、赤ちゃんだけではなく、お母さんやお父さんのお口の健康も一緒に大切にしていくこと。

それが、家族みんなでむし歯を予防するための大切な一歩になります。


ジャスミン歯科クリニックでは、妊娠中のお口のケアから、出産後の赤ちゃんのお口の健康まで、親子のお口の健康を長くサポートしていきたいと考えています。

妊娠中のお口のことで気になることや、歯みがきについてのお悩みがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。



ジャスミン歯科クリニック
〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101
TEL:043-204-5648

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2026/09/02院長ブログ
実はつながっている!? お口の健康とメタボの意外な関係

 

こんにちは。院長の丸山です。
「スポーツの秋」と言われるように、
この時期は運動を意識する方も多いのではないでしょうか。

 

とりわけ、健康診断などで
「メタボリックシンドローム」を指摘された方は
食事や運動など、日々の生活習慣を
改めて見直すきっかけになるかもしれません。

 

しかし、メタボ対策には、
意外なところにも重要なカギがあります。

 

 

 

 

◆お口の健康とメタボの意外なつながり

 

メタボリックシンドロームとは、
内臓脂肪が蓄積しており、
さらに、高血圧・高血糖値・脂質異常症の
いずれか2つを併発している状態。

 

糖尿病など、さまざまな生活習慣病の入口にあると言えます。

 

メタボの対策といえば、
「運動」「食事コントロール」が定番ですが、
それだけでは不十分です。

 

実は、メタボの解消には
「お口の健康」が重要なカギを握っています。

 

一見、無関係に思えるこの2つですが、
近年の研究によって「メタボ」と「歯周病」との間に
深いつながりがあることがわかってきました。

 

さらに、ここで注意したいのが両者の関係性。

 

メタボと歯周病は、互いに影響し合う関係にあり、
片方の状態が悪化すると、
もう片方の悪化にもつながるという、
悪循環に陥ってしまうことがわかってきたのです。

 

 

 

 

 

◆歯周病とメタボの「負のループ」

 

では、メタボと歯周病は
どのようにつながっているのでしょうか。

 

まず、歯周病で歯ぐきに炎症が起こると、
そこで生まれた「悪玉物質」
血管を通じて全身を巡ります。

 

これが血糖値の上昇や脂質の異常を引き起こし、
メタボを進行させる要因となります。

 

また、これとは反対に、
増えすぎた内臓脂肪からも悪玉物質が放出され、
それが血流に乗って
歯周病を悪化させることもわかっています。

 

 

 

こうして歯周病とメタボは互いを悪化させ合い、
患者さんを負のループへ引き込んでいきます。

 

 

 

 

◆悪循環を断つ第一歩は「お口のケア」から

 

この負のループを断ち切るためには、
「バランスのよい食事」と「適度な運動」に加え、
「お口のケア」にも積極的に取り組む必要があります。

 

メタボと歯周病は互いに影響し合う関係にあるため、
その悪循環を防ぐには、
まず歯周病をしっかり治療・予防することが大切です。

 

まずは進行度合いに応じた
「専門的な歯周病治療」。

 

さらに、
「毎日の歯みがきや歯間ケア」
といったご家庭での習慣に加え、
「歯科医院での定期的なチェックとクリーニング」
を組み合わせることが、
歯周病対策のポイントです。

 

 

 

 

「食事」と「運動」に「お口のケア」を掛け合わせ、
できることから着実に
メタボ対策に取り組んでいきましょう。

 

 

ジャスミン歯科クリニック
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2026/08/24院長ブログ
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2026/08/19院長ブログ
妊娠と歯科~お母さんのお口と、お腹の赤ちゃんの歯のために知っておきたいこと~
こんにちは!
ジャスミン歯科クリニック 歯科衛生士の岩切美奈です。

今回は、妊娠中の患者さまからもご質問をいただくことの多い"妊娠と歯科"についてお話ししたいと思います。


「妊娠中は歯医者さんに行っても大丈夫?」 
「レントゲンや麻酔は赤ちゃんに影響しない?」 
「妊娠中は歯が悪くなりやすいって本当?」

妊娠すると、これまで気にしていなかったことも心配になりますよね。

実は、お腹の赤ちゃんの歯は、皆さんが思っているよりもずっと早い時期から作られ始めています。


お腹の赤ちゃんの歯は、いつからできる?

乳歯の 歯の芽(歯胚) は、なんと妊娠7週頃から作られ始めます。
さらに、乳歯は妊娠4か月頃から少しずつ硬くなっていく石灰化が始まり、永久歯も妊娠4か月頃には作られ始めます。

つまり、お腹の中にいる時から、赤ちゃんの歯の成長は始まっているのです。

では、赤ちゃんの歯を丈夫にするためには、妊娠中に何を食べればいいのでしょうか?

「カルシウムをたくさん摂らなくては!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんカルシウムも大切ですが、歯はカルシウムだけでできているわけではありません。
タンパク質、リン、ビタミンA・C・Dなど、さまざまな栄養素が歯の形成に関わっています。

そのため、特定の食品だけをたくさん摂るのではなく、バランスの良い食事を心がけることが大切です。 
(公益社団法人 日本小児歯科学会より⁠)


妊娠中に飲んだ薬が、赤ちゃんの歯に影響することも?

実は、妊娠中に使用する薬の中には、胎児の歯の形成に影響を与える可能性があるものがあります。

代表的なものが「テトラサイクリン系抗菌薬」です。

この薬は胎盤を通過して胎児の体内に入り、歯の形成・石灰化の時期に歯の組織に取り込まれることで、将来生えてくる歯の着色(グレーの様になります)につながることがあります。

ただし、妊娠中に薬を飲んだら必ず赤ちゃんの歯に影響する、ということではありません。

妊娠中のお薬は、歯への影響だけでなく、お母さんと赤ちゃんへの影響を総合的に考えて使用する必要があります。
自己判断で薬を中止したり、逆に我慢してしまったりせず、必要な場合は産婦人科や歯科医師に相談しましょう。


妊娠中は、お母さんのお口にも変化が起こります

妊娠するとホルモンバランスが大きく変化します。

さらに、つわりによる吐き気で歯みがきがしづらくなったり、何か食べていないと気持ち悪い為ダラダラ食べが起こりやすくなったり、妊娠中はむし歯や歯ぐきの炎症が起こりやすくなります。

特に注意したいのが歯肉炎です。

「歯みがきすると血が出るけれど、妊娠中だから仕方ない」
と思って、そのままにしていませんか?

妊娠中の歯ぐきの変化は珍しいことではありませんが、だからといって放置してよいわけではありません。
歯ぐきの腫れや出血が続く場合は、歯科医院で一度チェックしてもらいましょう。


妊娠中の歯科受診はいつ頃がおすすめ?

「妊娠したら歯医者さんに行ってはいけないのでは?」
と思われる方もいらっしゃいますが、妊娠中でも必要な歯科治療を受けることはできます。

特に、つわりが落ち着いてくる妊娠4〜5か月頃(妊娠中期)は、体調が比較的安定しやすいため、妊婦歯科健診や必要な治療を受けるのに適した時期とされています。
 (厚生労働省より⁠)

もちろん、痛みや腫れなど気になる症状がある場合は、時期にかかわらずご相談ください。
「妊娠中だから」と我慢してしまうよりも、早めに歯科医院へ相談することが大切です。


レントゲンや麻酔は赤ちゃんに影響しないの?

妊娠中の歯科治療で、特に心配されることが多いのがレントゲンや麻酔です。

歯科で使用するレントゲンは、撮影部位がお腹から離れており、放射線量もごくわずかです。
ですが、当院では念のためレントゲン撮影を極力行わないようにさせていただいております。

また、歯科治療で使用する局所麻酔も、妊娠中に必要な場合は適切に使用することができます。

ただし、妊娠の経過や体調は一人ひとり異なります。

受診の際には、母子健康手帳をお持ちいただき、妊娠週数や産婦人科から受けている注意事項などをお伝えください。
不安なことがあれば、遠慮なくスタッフにお話しくださいね。
 (厚生労働省⁠より)


ジャスミン歯科クリニックでは、妊婦さんにも安心して受診していただけるように配慮しています

妊娠中は、体調が日によって変わることもあります。

当院では、妊婦さんの体調や妊娠週数を確認しながら、無理のない姿勢や治療時間に配慮して診療を行っています。

「今日はちょっと気分が悪い」
「仰向けになるのがつらい」
「長時間の治療が不安」
など、どんな小さなことでも遠慮なくお伝えください。

お母さんが安心して妊娠生活を過ごし、出産後も親子で健康なお口を育てていけるように。

ジャスミン歯科クリニックでは、妊娠中から産後まで、皆さまのお口の健康をサポートしていきます。



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2026/08/04院長ブログ
つめもの・かぶせものが外れる! その寿命と原因は?

 

こんにちは。院長の丸山です。
8月はエアコンが最も活躍する季節です。

 

毎日使っていると、
つい「まだまだ大丈夫」と思いがちですが、
実際には内部で少しずつ劣化が進み、
10年程度で寿命が来るといわれています。

 

これはお口の中のつめもの・かぶせものも同じで、
長く使い続けるにつれて、
見た目では気づきにくい劣化や環境の変化が
少しずつ積み重なっていきます。

 

 

 

 

◆つめもの・かぶせものは
 「一生もの」じゃない?

 

つめもの・かぶせもの(修復物)の治療を終えると、
「これで完治したから大丈夫」
と思われがちですが、
実はこれらの修復物にも寿命があります。

 

はじめは歯にぴったりと合っていた修復物も、
お口の中という過酷な環境で毎日使い続けるうちに、
少しずつ劣化が進んでいくのは避けられません。

 

 

 

修復物の素材や噛みぐせ、
お口のケア状況にもよりますが、
ある調査では、保険診療で作られた修復物は
おおよそ7年から10年程度が
作り替えのひとつの目安、
という見解が示されています。

 

 

 

 

◆つめもの・かぶせものが外れる主な原因

 

つめもの・かぶせものが外れる原因として、
主に次の3つが挙げられます。

 

1.接着力が弱くなる
歯と修復物をつなぐ接着剤(セメント)は、
噛む力やだ液にさらされて
少しずつ劣化していきます。

 

これにより、歯と修復物の間に
わずかなすき間が生じることがあります。

 

このすき間が広がることで
固定する力が弱まり、
ふとした拍子に外れてしまうことも。

 

 

 

硬い、あるいは粘着性の強い食べものには
注意が必要です。

 

2.修復物の下の「二次むし歯」
修復物と歯のわずかなすき間から細菌が入り込み、
修復物の下でむし歯ができることがあります。
これを「二次むし歯」といいます。

 

このむし歯が進行すると、
修復物を支えている歯が弱くなり、
やがて外れる原因になることがあります。

 

3.歯ぎしり・食いしばりによる強い力
睡眠中の歯ぎしり
無意識の食いしばりも原因の1つです。

 

歯や修復物に強い力が繰り返し加わることで、
修復物が外れたり欠けたりします。

 

 

 

 

◆「取れたまま放置」はNG!
 早めに歯科医院へ

 

つめものやかぶせものが外れても、
痛みがないと通院をつい後回しにしがちです。

 

しかし、つめもの・かぶせものが外れると、
本来守られていた歯がむき出しの状態に。

 

この部分は歯質が弱く、
むし歯になりやすいため、
むし歯が進行したり、
歯が欠けてかみ合わせが崩れたりするおそれがあります。

 

このとき、外れた修復物は、
そのまま付け直せる場合もあるため、
捨てずに保管し、受診時にお持ちください。

 

 

 

 

また、修復物の劣化は、
ご自身では気づきにくいことも
少なくありません。

 

大きなトラブルを防ぐためにも
定期的に歯科を受診し、
修復物の状態を確認しておきましょう。

 

 

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2026/07/21院長ブログ
8月休診日情報
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2026/07/17院長ブログ
インプラントを長く使うために大切なポイント
こんにちは!

ジャスミン歯科クリニック 歯科衛生士の岩切美奈です。
ついに日本の暑い夏が始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑熱順化(体が暑さに慣れること)前の体にはなかなかこたえる暑さですね。
お体お気をつけてお過ごしくださいね。


さて、本題です。
インプラントは、失った歯を補う美しく優れた治療法です。
しかし、インプラントは"入れたら終わり"ではありません。
いつまでも快適に使い続けるためには、ご自宅でのセルフケアと、歯科医院での定期的なメンテナンス の両方が欠かせません。


【インプラントはむし歯にならないから安心?】

「人工の歯だから、むし歯にはならないですよね?」
このようなご質問をいただくことがあります。
確かにインプラントはむし歯にはなりません。

しかし、お手入れが不十分だと、インプラント周囲炎という病気になることがあります。
インプラント周りの歯周病のようなものです。

インプラントの周囲に細菌が増えると歯肉に炎症が起こり、進行するとインプラントを支えている骨が溶けてしまうこともあります。
天然歯の歯周病と同じように、自覚症状が少ないまま進行することも多いため、定期的なチェックがとても大切です。


【インプラントのメンテナンスは、通常のクリーニングとは少し違います】

インプラントは金属やセラミックなど人工の材料でできているため、メンテナンスにも専用の配慮が必要です。

当院では、インプラントを傷つけないよう、インプラント専用または適した器具を使用し、周囲の汚れやバイオフィルムを丁寧に除去しています。

↓インプラント専用クリーニング用チップ


↓細かい隙間も特殊なフロスでお任せください



また、
・歯肉の状態
・インプラント周囲のポケットの深さ
・出血の有無
・噛み合わせ
・ネジのゆるみや被せ物の状態
・レントゲン写真での骨の状態のチェック

なども定期的に確認し、トラブルを早期に発見できるよう努めています。


【ご自宅でのセルフケアもとても重要です】

インプラントを長持ちさせるためには、毎日のセルフケアも欠かせません。
特に歯と歯の間は汚れが残りやすいため、歯間ブラシやデンタルフロスを使ったケアがおすすめです。

歯間ブラシを使用する場合は、インプラントの表面を傷つけにくいコーティング加工(樹脂コーティング)が施されたワイヤータイプを選ぶようにしましょう。

↓当院採用の樹脂コーティングのワイヤータイプ歯間ブラシ
 

また、歯みがき粉も、研磨剤が多く配合されたものはインプラント表面に細かな傷をつける可能性があります。

↓インプラント用歯みがきジェル
 

ご自身に合ったケア用品が分からない場合は、お気軽にスタッフまでご相談ください。
患者さまのお口の状態に合わせて、適切なセルフケア用品をご提案いたします。


【インプラントも、天然歯も、長く守るために】

インプラントは、失った歯を補う素晴らしい治療法です。
しかし、"治療をしたこと"と同じくらい大切になってくるのが、その良い状態を長く維持することです。

私たちは、インプラントだけでなくご自身の歯も、一本でも多く残せるよう"治すこと"だけではなく"守ること"を大切にしています。

定期的なメンテナンスと毎日のセルフケアで、大切なインプラントを末永く守っていきましょう。
気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

岩切美奈




ジャスミン歯科クリニック
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2026/07/02院長ブログ
歯ぐきが下がったら要注意!大人に多い根元むし歯

こんにちは。院長の丸山です。
7月12日は「人間ドックの日」です。

 

もともとは船を点検・修理する「ドック」
由来するといわれており、
数多くの検査項目で健康上のリスクがないか、
評価するものです。

 

私たちは普段の生活で自覚症状がないと
「健康だ」と思いがちですが、
気づかないうちに病気が
進行してしまっていることもあります。

 

実は、お口の中にも
同じような気づきにくい変化が
隠れていることがあります。

 

 

 

 

◆進行に気づきにくい!
 大人の根元むし歯

 

子どもの頃にむし歯で痛い思いをして、
毎日のケアに励んでいるという方も多いでしょう。

 

しかし、大人のむし歯は、
子どもの頃とタイプが少し異なるため
注意が必要です。

 

若い世代では
歯の「頭の部分(歯冠)」にできるむし歯が
多いのに対し、
大人で増えてくるのが
「根元むし歯」です。

 

中高年以降になると、
加齢や歯周病によって歯ぐきが下がり、
本来は隠れているはずの
根元が露出しやすくなります。

 

歯の根元は、もともと歯ぐきに守られた
むし歯になりやすい部分のため、
表面に現れるとむし歯になりやすく、
しかも、自身で気づかないうちに進行していきます。

 

 

 

ある調査では、
70代の約65%、
80代の約70%
に根元むし歯がみられたという報告もあり、
年齢を重ねるほど身近なリスクとなっています。

 

さらに、根元むし歯には
ほかのむし歯にはない、
とても厄介な特徴があります。

 

 

 

 

◆自覚症状が出にくい?
 根元むし歯が「厄介」な理由

 

根元むし歯には、
若い頃のむし歯にはない
厄介な3つの特徴があります。

 

1つ目は自覚症状が少なく、
発見が遅れがちなこと。

 

痛みやしみる感覚がほとんどなく、
鏡でも見えにくい場所にできるため、
気づいたときには深く進行していることも
少なくありません。

 

2つ目は進行スピードの速さです。

 

歯の根元にはエナメル質がなく、
やわらかい象牙質がむき出しのため、
一度むし歯になると一気に広がってしまいます。

 

3つ目は再発のしやすさです。

 

歯肉が下がって露出した歯の根元、
特にすき間は歯ブラシが届きにくく
汚れも溜まりやすいため、
治療した周囲から再びむし歯が
広がってしまうことがあります。

 

 

 

 

 

◆「歯が長くなった?」
 と感じたら早めに歯科医院へ

 

無自覚のまま根元むし歯が進んでしまうと、
最後には歯が根元から
ポキッと折れてしまうことがあります。

 

根元が細くなった大木が、
自分の重みに耐えきれず倒れてしまう。

 

それと同じことが、
お口の中でも起こりかねません。

 

そうならないためにも、
中高年以降は根元むし歯への
警戒が欠かせません。

 

特に、
「最近、歯が長くなってきたかも」
と感じたら要注意です。

 

それは歯ぐきが下がりはじめ、
根元むし歯のリスクが高まってきた
サインの可能性があります。

 

 

 

 

歯の根元は
歯の表面よりもむし歯になりやすく、
これまでの磨き方では
守りきれないこともあります。

 

手遅れになる前に、
ご自身にぴったりのケア方法を
一緒に見つけていきましょう。

 

 

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2026/06/22院長ブログ
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2026/06/18院長ブログ
6月は「歯と口の健康週間」~今ある歯を守るために~
こんにちは!
ジャスミン歯科クリニック 歯科衛生士の岩切美奈です。

6月4〜10日は「歯と口の健康週間」です。


「歯と口の健康週間」は、歯やお口の健康を改めて意識していただきたい期間です。

むし歯や歯周病の予防、また早期発見→早期治療により歯の寿命を伸ばし、皆様がいつまでも健康に過ごすことを目的としています。

ぜひこの機会に、ご自身の歯についても今一度目を向けてみて下さい。


「歯医者さんは痛みが出てから行くもの」
そう思っていませんか?

実は歯周病は、自覚症状が少ないまま静かに進行することが多く、歯ぐきからの出血や軽い腫れなど、初期のサインを見逃してしまう方も少なくありません。
軽い腫れならセルフケアでもすぐに元に戻りますが、進行して骨まで下がってしまうと、元に戻すのは簡単ではない、あるいは元に戻りません。

また、むし歯も「痛くないから大丈夫」と放置していると、気づいた時には大きく進行して大掛かりな治療が必要だった…ということもあります。


健康なお口は、毎日の積み重ねから

歯やお口の健康を守るために大切なのは、特別なことではなく、毎日の小さな積み重ねです。

例えば、

・毎日の歯みがきを丁寧に行う
・歯間ブラシやフロスを使う
・歯や歯ぐきを鏡でチェックしてみる
・よく噛んで食べる(食感の良い食物繊維などを積極的に摂る)
・定期的に歯科医院でチェックを受ける

こうした習慣が、将来のお口の健康につながっていきます。


痛くなってからではなく、「予防」のために通う時代へ

「悪くなってから治す」ではなく、
「悪くならないように守る」
という考え方がとても大切になっています。

定期的なクリーニングやチェックを行うことで、小さな変化にも早く気づくことができ、大切な歯を末永く守ることにつながります。


私たちは「歯を治すこと」だけではなく、「歯を守ること」を大切にしています。

10年後、20年後もご自身の歯で笑って美味しく食べられますように。

ジャスミン歯科クリニックでは、これからも皆さまのお口の健康をサポートしてまいります。
お気軽にご相談ください。



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