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- 2022/04/05院長ブログ
- 歯と歯ぐきの「みぞ」にご用心!
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こんにちは。院長の丸山です。
4月18日は『よい歯の日』、
日本歯科医師会が
「いつまでも食事を楽しんでもらいたい」
という願いを込めて制定した記念日です。『よい歯』を守るためには
毎日の歯みがきが不可欠ですが、
どんなに歯をみがいても
汚れの落ちにくい場所があります。それが、「歯」と「歯ぐき」の間にある、
『歯周ポケット』と呼ばれる「みぞ」です。「歯周ポケットという名前は聞いたことがある」
という方も多いと思いますが、
実は、歯周ポケットの存在は
「歯を失ってしまう前兆」でもあるのです。◆『歯周ポケット』って一体なに?
歯と歯ぐきの間は、一見すると隙間なく
ピッタリくっついているように見えます。ところが、この境目には隙間があり
この「溝(みぞ)」を
『歯肉溝(しにくこう)』といいます。通常、溝の深さは1mm程度しかありませんが、
ここにプラーク(歯垢)が溜まると、
歯周病菌が歯ぐきに炎症を引き起こし、
溝が深くなります。この「深くなった溝」こそが
『歯周ポケット』の正体です。そしてなんと、『歯周病』が悪化すると
ポケットの深さは1cmを超えることも。
ちょっと想像しただけでも怖いですね。◆ポケットが深くなるだけじゃない!
歯周病菌は
ただ歯周ポケットを深くするだけ
ではありません。同時に『歯石』を作りだし、
そこを隠れ家にしてどんどん繁殖していきます。歯の表面はもちろん、
歯周ポケットの中にも「歯石」を作りだすのです。その奥には歯ブラシも届かないため、
「細菌のすみか」となり、
恐ろしい数の細菌が繁殖します。そしてなんと、
歯周病菌が出す毒素により
歯を支える骨が溶けはじめ、
やがて歯が抜けてしまうのです。◆歯周ポケットを深くしないために
歯周ポケットが深くなるほど、
歯周病菌によって
歯を支える骨が溶かされるリスクが高くなります。しかし、
歯ぐきの中に生息している歯周病菌は
普通に歯みがきをしても
なかなか取り除くことができません。そこで必要になるのが、
歯科医院でのチェックと歯周病治療です。歯科治療では歯の表面だけではなく、
専用の器具を使用して
ポケットが深い部分の歯石まで
しっかり取り除きます。◆気づかないうちに「悪化」する…
実は、歯周病で最も恐ろしいのは、
目立った自覚症状がないまま
歯周ポケットがどんどん深くなることです。気づいたときには
ポケットの深さが1cm以上!
ということも珍しくありません。そこまで深くなる頃には、
すでに歯を支える骨も溶け始めています。「歯ぐきが腫れてるかな?」
「ちょっと出血してるな…」そんなときは、まず一度、
歯周病検査を受けてください。ポケットが深くなる前にしっかり治療をして、
1本でも多くの歯を守りましょう。ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA 続きはこちら
- 2022/03/14院長ブログ
- できるだけ痛みの少ない治療を
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こんにちは、院長の丸山です。
当院では患者さまが快適に治療をうけられるよう無痛治療に取り組んでいます。
1.表面麻酔
麻酔注射の針を刺す部分の歯ぐきの表面に、あらかじめジェル状の麻酔剤を塗っておきます。そうすることで針を刺す際の痛みを軽減するように配慮しています。
2.麻酔剤のカートリッジの温度管理
麻酔剤は温度が低いと、注射をした際に痛みを感じやすくなると言われ、体温に近い温度で痛みが軽減されると言われています。そこで当院では「カートリッジウォーマ カプリ」を使用し、麻酔剤のカートリッジをあらかじめ痛みが最も少ないと言われる温度「37℃」に保温しています。そして麻酔注射の際に、その保温された麻酔剤のカートリッジを使用して、痛みが最小限になるように配慮しています。
3.極細注射針を使用
刺入時の痛みを大幅に軽減させるという意味においては、できるだけ細い注射針を使用することが有効です。当院では極細33注射針あるいは極細31注射針を使用して、痛みが最小限になるように配慮しています。
4.電動麻酔注射器を使用
麻酔剤の注入の速度が変化したり強い圧力が加わると、より痛みを感じやすくなると言われています。そこで当院では電動麻酔注射器(アネジェクト)を用い、常に一定の速度でゆっくりと注射を行うことで、痛みを最小限にするように配慮してます。
このほか、当院ではできるだけ痛みの少ない治療を心がけ、日夜研鑽し技術や知識を向上させております。
ご安心して治療を受けていただければ幸いです。
ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA 続きはこちら
- 2022/03/04院長ブログ
- 歯ブラシを交換すべき「タイミング」
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こんにちは。院長の丸山です。
3月は寒い冬から暖かな春へと変わる季節の変わり目。
そして、進学や就職といった
新しい環境に向けて準備が必要な時期でもあります。この機会に心機一転、
身の回りのものを新しいものに交換して、
晴れやかな気分で春を迎えてみるのも
よいかもしれませんね!さて、交換といえば、皆さんは
「歯ブラシを交換するタイミング」について
考えたことはありますか?まだまだ使えるから大丈夫!
と思っていても、
実はお口を傷つける原因となる場合や、
細菌が溢れかえって不衛生な状態
になっていることもあります。そこで今回は、
こうなってからじゃ遅い!
歯ブラシを交換すべきタイミング
についてお話させていただきます。◆毛先が開いたら「使いすぎ」?
同じ歯ブラシを使い続けていたり、
強い力で磨いたりしていると
毛先が広がってしまうことがあります。このような歯ブラシでは、せっかく歯を磨いても
汚れを十分に落とすことはできません。というのも、毛先の整った
新品の歯ブラシでは除去できていた歯垢も、
毛先が開いてしまうと
約4割も除去率が下がってしまうのです。しかも、
そのような歯ブラシで磨いていると、
開いた毛先が歯ぐきを傷つけ、
出血してしまうこともあります。『歯ブラシの毛先が開いてしまったら』
早めに交換するようにしましょう!◆見えない細菌がいっぱい…
毛先が開いていなくても○ヶ月で交換!毛先が開いていなくても
交換すべきタイミングがあります。それは最低でも、
『使い始めてから約1ヶ月経ったとき』です。歯ブラシは使い続けているうちに、
目に見えなくても細菌が繁殖していきます。3週間も使い続けると、
その細菌の数はおよそ100万個にも上る
といわれ、
なんとトイレの水の80倍に相当します。そのような歯ブラシを使い続けていれば、
せっかくの歯みがきも
雑菌をこすりつけているようなもの。むし歯や歯周病、口臭の原因に
なってしまうこともありますので、
たとえ見た目が綺麗でも、
1ヶ月も使ったら交換するのがおすすめです。◆細菌の繁殖を抑えるためには?
歯ブラシに細菌を繁殖させないコツは、
使い終わったら
しっかりと乾燥させて、
清潔な場所に保管することです。細菌は水分や湿度が高いと活性化し、
周囲の栄養分を取り込んで繁殖します。そのため、
歯ブラシを濡れたまま保管すると、
細菌にとっては絶好のすみ家に
なってしまいます。また、意外とやってしまいがちなのが
歯ブラシのキャップを
つけたままにしてしまうこと。使ったあとにキャップをつけて保管すると、
なかなか乾燥せずに湿度の高い状態が続いてしまうので、
細菌が繁殖しやすい環境となってしまいます。歯ブラシのキャップはしっかり乾燥させたあとに、
ポーチなどに入れて持ち運ぶ時に使いましょう。歯ブラシを保管する際には
水分や湿度に気をつけたうえ、
置き場となるコップやスタンドを清潔に保つことで
細菌が繁殖しにくい環境を
作ることができるので、
ぜひ実践してみてください。このように、「正しい使い方」と「保管」ができれば、
歯ブラシを長持ちさせることができますが、
いつまでも清潔に保つには限界があります。もしも毛先が開いてしまったり、
使い始めて1ヶ月程経ったりしたら、
決してそのままにせずに
しっかりと歯ブラシを交換しましょう!ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA 続きはこちら
- 2022/02/28院長ブログ
- 根面う蝕の初期治療にはフッ素が有効です。
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こんにちは、院長の丸山です。
大人になるとできやすくなるむし歯に「根面う蝕」があります。「根面う蝕」とは、加齢や歯周病の進行により歯肉が下がって露出した歯の根元にできるむし歯をのことを言います。むし歯は、むし歯菌(ミュータンス菌)が作り出す酸によって歯が溶けることによって起こります。歯の上の部分の表面は、「エナメル質」という人体の中でも最も硬いと言われる組織で守られていて比較的むし歯になりにくいのですが、歯の根元の部分は柔らかく酸に弱いため、むし歯になるリスクが高い部分となっています。また、気づきにくい上に進行も早いために、歯を失うリスクも高いという特徴があるむし歯です。「根面う蝕」になるリスクは、30代頃から始まり加齢と共に増えていきます。
そんな「根面う蝕」ですが、進行した段階ではむし歯治療が必要ですが、初期段階ではフッ化物を用いた非侵襲的治療が有効です。非侵襲的治療とは、簡単に言うと歯を削らずに薬液の塗布などを行う治療のことです。
初期段階の「根面う蝕」に対しては、まずは「フッ素入りの歯磨き粉」や「フッ素入り洗口剤」を用い、再石灰化を試み根面う蝕の進行を止めることが重要となります。
フッ素の効果
・歯を強くする働き歯の表面を「むし歯菌」が出す酸に溶けにくい性質にします
・再石灰化の促進歯の表面から溶け出したリンやカルシウムの再石灰化を促進します
・酸を抑制「ミュータンス菌(むし歯菌)」の働きを弱めて、作る酸の量を抑えます
また、歯科医院で行う高濃度のフッ素を塗布するフッ化物歯面塗布も定期的に行うと更に効果的です。
フッ素入り歯磨き粉と洗口剤を使用してのご自宅でのセルフケア、そして歯科医院のプロケアで根面う蝕の進行を止め、健康なお口を維持していきましょう。
【当院お勧めのフッ素入り歯磨き粉と洗口剤】
●バトラー デンタルケアペースト
●バトラーF洗口液0.1%
ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA 続きはこちら
- 2022/02/02院長ブログ
- むし歯よサラバ!歯に良い食べもの
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こんにちは。院長の丸山です。
2月といえば、受験シーズンの真っ只中。
受験を控えている学生さんや
保護者の皆さんにとっては、
まだまだ気の抜けない日々ですね。試験は一発勝負。
本番で最大限の力を発揮するためにも、
健康管理はとても大切です。
規則正しい生活を心がけ、
ベストな状態で試験に臨みましょう!さて、健康を維持する上では
栄養バランスの取れた食事が欠かせません。
そして、バランスの良い食事は身体だけでなく、
歯も丈夫にしてくれます。そこで今回は、丈夫な歯を保つために
バランス良く取り入れていただきたい、
『歯に良い食べもの』をご紹介します。◆歯を丈夫にする食べもの
「カルシウム」が骨を強くする
というのは有名な話ですが、
それは歯も同じ。歯の表面は食事のたびに
むし歯の原因菌によって
少しずつ溶かされています。その際に、歯に含まれていたカルシウムも
溶け出してしまうのですが、
だ液などの働きによって、
溶けた歯は修復されます。これを『再石灰化 (さいせっかいか)』といい、
カルシウムが不足してしまうと
再石灰化が上手くいかないため
歯が弱って、
むし歯にもなりやすくなってしまいます。そんな、歯を丈夫にするカルシウムは、
・ひじき
・小魚
・昆布
・わかめ
・海苔
・牛乳
・チーズといった、魚介類や海藻類、
乳製品などに含まれています。特に積極的にカルシウムを
摂取していただきたいのは妊娠中のお母さんです。お腹の中の赤ちゃんは生まれる前から、
乳歯の芽と呼ばれる
「歯胚(しはい)」 を作りはじめています。そして、中学生くらいのお子さんも
生えはじめた永久歯を
丈夫にしていくために、
カルシウムは必要不可欠です。ただし、
単純にカルシウムを多く摂取したからといって
歯が強くなるわけではありません。というのも、
カルシウムは吸収率の低い栄養素で、
せっかく摂取しても、
そのほとんどは体内に取り込まれません。しかし、
「ビタミンD」を
一緒に摂れば話は別!摂取したカルシウムの吸収を促進し、
骨まで運ぶ働きをもっています。ちなみに、ビタミン Dを含む食品は
魚類やきのこ類で、
・カツオ
・きくらげ
などに含まれています。さらに、
歯の表面を丈夫にするために
必要な栄養素がもうひとつ。それが「ビタミンA」です。
ビタミンAは
・にんじん
・かぼちゃ
・レバー
などに多く含まれ、歯の表面を覆う
「エナメル質」という組織を強くしてくれます。そして最後にご紹介するのが
「ビタミンC」ビタミンCはエナメル質の下にある
「象牙質」という組織を強くします。
象牙質は歯のほとんどを構成する
いわば歯の主成分。・パセリ
・ピーマン
・ほうれん草
・イチゴ
・みかん
・レモン
などに含まれているので、
これらもしっかりと摂るようにしてくださいね。◆歯を掃除してくれる食べもの
「丈夫な歯をつくる」以外にも、
歯にとって良い食べものがあります。それは、
繊維質を多く含む野菜や果物。例えば、
・レタス
・セロリ
・ごぼう
といった食材ですが、
このような食べものは
飲み込むまでに何度も噛むことになり、
その際に
歯の表面や粘膜についた
汚れをこすり取ってくれます。また、噛む回数が増えると
だ液もたくさん出ます。だ液には
口の中の汚れや細菌を洗い流す作用もあり、
口腔内を清潔に保つには欠かせない存在です。◆「食事」も「ケア」もバランスよく
「歯に良い食べもの」は今回ご紹介したように
たくさんありますが、
食事だけでは歯を守れません。むし歯や歯周病の予防には
ご自宅での適切なケアと、
歯科医院での
定期検診が効果的です。いくら歯科医の治療や検診を受けても、
「ご自身で行うセルフケア」
を怠ってしまうと、
歯は弱り、さまざまな疾患を
引き起こしてしまうことに。食事もケアも好き嫌いせず、
「バランスよく」を心がけてくださいね!ジャスミン歯科クリニック
〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101
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- 2022/01/20院長ブログ
- 天然歯を残すために
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こんにちは、院長の丸山です。
天然歯を失う原因は大きく分けて3つあります。
●主に歯周病のリスクが高いもの
●主にカリエス(う蝕)のリスクが高いもの
●主に歯ぎしり・食いしばり等の力の問題リスクが高いもの
これらが単独あるいは複合することで天然歯を失うことになります。
歯を失わないためには、まずは「あなたのお口の中のタイプに対応したメインテナンス」が必要です。
あなたのお口中が「歯周病」のリスクが高いのか低いのか、「むし歯」のリスクが高いのか低いのか、あるいは「歯ぎしり」が有るのか無いのかによって、それに対応した管理をしていかなければならないのです。
また、先に述べたように複合することがあるので注意が必要です。
当院では患者さまに口腔内の状態を知っていただくため口腔内写真や丁寧な検査、歯の染め出し等による「見える化」を図っております。
その上で「ご自身の歯で、長期間にわたって咬むことができること」を目標に、セルフケアとプロケアを行っていきます。
皆さまに最適の治療法を提案させていただきますので、天然歯を残したい方は、是非当院にご相談ください。
ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA 続きはこちら
- 2022/01/07院長ブログ
- 歯の寿命と身体の寿命の関係
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あけましておめでとうございます。院長の丸山です。
お正月休みも終わり、
すでに学校やお仕事といった
日常生活に戻りはじめた方も多いかと思いますが
たくさん休んで、たくさん食べ、
元気になった体で
この一年を健康に過ごしましょう!さて、そんなお正月といえば、
皆さんのご家庭で「おせち料理」はご用意されましたか?おせち料理に使われる食材には、
それぞれに「おめでたい意味」や、
「縁起をかついだ長寿の願い」などが込められており、
昔から多くの人々が
健康に長生きできるように願っていた
というのがよくわかりますね。ところで、
そんな「身体の寿命」とは別に、
「歯」には「歯の寿命」がある
というのはご存じでしょうか。実は、私たち人間は
80歳を迎えるまでに
たくさんの歯を失ってしまうため、
生涯自分の歯だけで食事を楽しめる人は
ごくわずかなのです。そこで今回は、
そんな「歯の寿命」と、
それを延ばすための方法について
ご紹介させていただきます。◆歯を○○歳まで長生きさせよう!
歯の寿命は人間の寿命よりも短く、
皆さんの年齢や健康状態に関わらず
歯が抜け始めてしまう可能性はゼロではありません。しかも、歯の本数が減ってしまうと、
日々の食生活はもちろん、
コミュニケーションや
運動能力にも影響が及ぶなど、
身体にも様々な悪影響があらわれはじめます。つまり、
歯の有無は全身の健康に関係するため、
皆さんの健康・寿命と
歯の健康・寿命は
異なるようで密接な繋がりがある
ということなのです。このことから、
厚生労働省と日本歯科医師会は
とある目標を提唱しています。ずばり、その目標とは
80歳まで20本の歯を残すこと
=8020(ハチマルニイマル)運動です!◆「歯」が減れば「食べられるもの」も減る
私たちは日頃、
お肉やお餅のように歯ごたえのあるものや、
おせんべいのような硬いものなど、
実に様々な食べ物を口にします。しかし、歯の本数が減ってしまうと
それらをうまく噛み砕けなくなってしまうため、
食べものが喉に詰まる原因になることも。そう、これまで
「おいしく食べられた料理」が一転して、
「命を脅かす危険な食べもの」に
変わってしまうのです。◆豊かな人生は健康なお口から
日本人の平均寿命は
男女ともに80歳を超えるようになり、
これからも延び続けることが予想されています。しかし、せっかく寿命が延びても、
その時間を豊かに過ごせなくては
もったいないと思いませんか?つまり、身体だけではなく
歯をより多く残し、
お口の健康を保つことが
重要になってきます。それには歯の喪失の原因…
「むし歯」や「歯周病」などの
予防・早期発見・早期治療が
必要不可欠です。特に歯周病は、
別名「沈黙の病」と呼ばれるほど、
自覚症状の乏しい病気。気づいた頃には重症化していることも
少なくありません。そのためにも定期検診は欠かさずに、
何か気になることがあれば
すぐに相談するようにしましょう。皆さまの歯と健康を守るために、
常に最善の診療を心がけて参りますので
2022年もどうぞよろしくお願いいたします!ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA 続きはこちら
- 2021/12/21院長ブログ
- 学ぶ姿勢の大切さ
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こんにちは、院長の丸山です。
きらびやかなイルミネーションが街を彩る季節となりましたね。寒さも本格的になってきましたが体調を崩されてませんか?今年もあと少し、元気に笑顔で年始を迎えられるよう、どうぞご自愛ください。
皆さん日頃「学び」は継続していますか?特に医療においては猛スピードで医療技術が進歩しており、患者さまにより高度な治療をご提供しつづけるためには学ぶ姿勢を持ち続けることは必須とも言えます。
私は矯正のセファロ分析法で国際的にも著名な(教科書も執筆されている)宮下邦彦先生に20年ほど師事しています。
12月12日にその門下生たちが集まる年末発表会において1時間の発表を行なわせていただきました。今回は高齢者の成人矯正についての症例発表をさせていただきました。
他の発表者の先生方もまた意欲的に熱心に臨床を行われており、自分自身もとても刺激になりました。学ぶ仲間が身近にいるということは学びを継続するひとつの力になるのではないでしょうか。
医療に終着点はありません。自らの行動を客観的に振り返り、新たな技術を学び続ける謙虚な姿勢で取り組んでまいりたいと思います。
【お知らせ】年始の診療日について、1月4日からの診療となります。ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA
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- 2021/12/07院長ブログ
- 知らぬ間に骨が溶ける?喫煙者のお口リスク
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こんにちは。院長の丸山です。
年末年始の準備でバタバタと忙しいこの季節。
その中でも、恐らく皆さんも行う大掃除ですが、
もともとは12月13日になると行われていた
「すす払い」という行事が由来となっており、
「正月事始め」の一環として
新年を迎えるための習慣だったそうです。そんな年に一度の大掃除ですが、
実際には日頃からこまめに掃除をしていれば、
手間も時間も少なく済みます。そしてそれは、歯のお掃除も同じこと。
実は、普段からお口の中をきれいな状態にできていないと、
お口の中の細菌がどんどん増え
『歯周病』や『むし歯』のリスクが確実に高まります。特にタバコを吸う方は、
『歯周病』に対して十分な注意が必要です。そこで今回は、
タバコとお口の関係についてお話したいと思います。◆気づいたときにはもう手遅れ
歯周病を「ただ歯ぐきが腫れるだけの病気」
と考えている方がいらっしゃいますが、
それは大きな間違いです。歯周病は
歯と歯ぐきの間に歯周病菌が入り込み、
腫れや出血を伴いながら、
やがては歯を支える骨を溶かしてしまう
恐ろしい病気です。骨が溶けてしまうと、
当然それに支えられていた歯は抜けてしまいます。実は、歯が抜けてしまう原因のNo.1は、
「むし歯」ではなく
「歯周病」なのです。歯周病で歯を失う原因としては
「自覚症状の少なさ」が挙げられます。唯一とも言える自覚症状は「歯ぐきの出血」。
もし、出血がいつまでも続いているようだと、
歯を支えている骨が溶け始めている可能性が高いので、
今すぐにでも歯科に相談してください。ところが、
そんな唯一の自覚症状とも言える
「出血」すら気づかなくさせるのが「タバコ」です。タバコに含まれる有害物質は、
歯ぐきの血流悪化を引き起こし、
出血しにくくなるため
歯周病に気づきにくくなってしまうのです。それだけではありません。
血流が悪いということは、
細菌と戦う力が衰えることを意味しますので、
歯周病菌がどんどん増えていきます。「ようやく気づいたころには、
もう骨がすっかり溶けてしまっている」喫煙者にはこうしたリスクがあることを
しっかり覚えておいてください。◆全身疾患につながる可能性も…
このように、タバコは歯周病を悪化させますが、
歯周病の悪影響は口腔内だけではありません。歯ぐきから侵入した細菌が血管に入り、
全身にまわることで、
・心臓疾患
・脳血管疾患
・認知症
・糖尿病
・がん
・早産
・低体重児など、
様々な病気に関わっていることが知られています。このように、タバコは肺がんや歯周病だけでなく、
全身疾患を悪化させる引き金になり得るのです。◆禁煙は歯の治療に大切なこと
「自分はもう歯周病になってしまったから
関係ない!」
と思われた方も、まだ遅くありません!ある程度進行した歯周病にも禁煙は有効なので、
ぜひチャレンジしてみましょう。禁煙をすると歯ぐきの状態が回復して、
歯周病のリスクが下がります。さらに、
歯周病を予防することが全身疾患の予防になり、
ひいては健康な人生をおくることにもつながっていきます。また、喫煙をしている方は、
自覚症状が少ないため、
必ず定期的に歯科で検診を受けてください。検診では歯周病のチェックのほか、
歯周病菌のすみかとなっている歯石を取り除いたり、
歯にこびりついたヤニを取り除いたりすることもできます。疾患の早期発見・予防・見た目の改善など、
様々なメリットがありますので、
ぜひ定期的なご来院をお待ちしております。
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- 2021/11/29院長ブログ
- 徹底したカウンセリングとプロファイリング
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こんにちは、院長の丸山です。
吐く息も白くなり、冬の到来が間近に感じられるこのごろ、お障りなくお過ごしでしょうか。
当院では治療に際し、必ず口腔内写真を取り、徹底したカウンセリングとプロファイリングを実施しています。というのも、お口の中の状態は日々変化していくものです。
特にむし歯や歯周病のリスクが高い方、咬み合わせの不揃いが大きい方、歯ぎしりや食いしばりといった咬み合わせをするときに癖のある方などは、定期的にお口の中をモニタリングしておき、変化を記録しておくことが重要だと考えます。
患者さまごとにファイルを作成し、口腔内写真や口腔内レントゲン、歯周病チャートや治療方針などを一括管理し、経時変化もわかりやすく把握しするように努めています。その枚数は600枚以上にもなります。
これらのデータを元に、できるだけ複数の治療方針をご提示し、患者さまに十分にご理解いただいた上で選択していただき、治療に入るというプロセスを大切にしています。
メンテンナンスの期間などについてもご相談の上、決定していきますので、お口の中のことでなにかお困りのことや、ご相談などあれば、いつもでもお気軽にご連絡ください。
ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648URL:http://www.1184618.com/Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA
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