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- 2022/06/22院長ブログ
- FDC(千葉臨床歯科フォーラム)の6月の定例会
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こんにちは、院長の丸山です。
6月に入り、不安定な天気が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、先日、FDC(千葉臨床歯科フォーラム)の6月の定例会で、『エビデンスに基づく診査診断及び治療中の再評価と修正の重要性について』という演題で発表させていただきました。
発表の内容は、矯正治療において、より良い治療結果を達成するためには、
① セファロ分析や模型分析、骨年齢の評価等による精度の高い診断を行うこと。② 治療のステップごとに、治療の進捗状況の再評価を口腔内写真等により細やかに行うこと。③ それに基づいて治療方法の修正を速やかに行うこと。
が必要というだという内容でした。
FDC(千葉臨床歯科フォーラム)は“会員自ら症例の資料採得を行い、診査診断及び治療経過について考察を行い、勉強会で能動的に発表を行うことによって、会員ひとりひとりの臨床レベルを上げていく”ことを目的に10年前に発足した勉強会です。
今まで2か月に1度、輪番制で会員発表を行ってきました。
他の会員の先生の発表から得ることも多く、これからも続けていきたいと思います。
また、これからも勉強会で学んだことは必ずスタッフ全員と情報共有し、みなさまが安心してご来院いただけるようなより良い医院づくりに努めて参ります。
今後ともジャスミン歯科クリニックをよろしくお願いいたします。
ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA
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- 2022/06/07院長ブログ
- 白い!はやい!目立たないCRとは?
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こんにちは。院長の丸山です。
雨の季節に目にする機会が多いアマガエル。
鮮やかな緑色をイメージされる方も多いと思いますが、
実はアマガエルの体の色は、
外敵から身を守るために
周囲の環境に合わせて
黄緑や茶色、白、灰色などに変化します。さて、アマガエルは保護色で周囲に溶け込んでいますが、
同じように、歯の治療でも治療箇所が目立たないように
白い素材を使うことがあります。その代表が保険診療でも利用できる
CRという白いつめものです。◆CRってどんな素材?
CRとは、
コンポジットレジン(Composite Resin)のことで、
セラミック粒子と合成樹脂を混ぜた
複合プラスチックの素材です。「樹脂」と呼ばれることもあります。
白い素材のため、
見た目の違和感が少ないのが特徴です。◆むし歯治療が1回で終わる!?
CRを使うメリットは
見た目だけではありません。通常、つめものを使った治療では、
治療箇所の型を取り
その型を使って、つめものを製作する
という工程があるため、製作に必要な時間も
数日から1週間程度かかります。
つまり、最低でも2回は通院しなければなりません。しかし、
CRの場合はこれらの治療を
1日で済ませることができます。CRは粘土状の柔らかい素材のため
『型取り』の必要がなく、
「特殊な光を当てるとその場ですぐに固まる」
という性質があるからです。この性質のおかげで
治療が短時間でできることも
CRの大きなメリットのひとつです。◆全部CRにできないの?
このように、
CRは白くて目立たないだけではなく、
短時間の治療で終わるというメリットがあります。そのため
「むし歯治療は全部CRにしたい!」
と思うかもしれません。ところが、
CRはプラスチックが使われているため、
強度が弱いという弱点があり、
大きなむし歯など、広い範囲を削った歯には
使うことができません。◆むし歯は小さいうちに治そう
むし歯は小さいうちに発見できれば、
CRで治療することができます。しかし、そういった小さなむし歯は
自覚症状がない事がほとんどです。自身ではなかなか気づくことができず、
痛くなった時には
大きなむし歯になってしまっていることも。そこで大切なのが、
定期的な歯のチェックです。むし歯を早期発見できれば
CRを使って治療できることが多く、
時間も治療費もかけずに済みます。また、削る量も最小限で済むので、
「歯の寿命」という意味でも、
早期発見・早期治療はとても重要です。
定期検診は欠かさずに受けるようにしましょう。ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA 続きはこちら