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- 2022/12/06院長ブログ
- 「何気ない習慣」が「歯並びを悪くする」?
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こんにちは。院長の丸山です。
日増しに寒さが身にしみる12月。
「師走」ともいわれるように、
年末年始の準備に追われている方が
多い季節でもありますね。そうした忙しいときには、
ついつい眉間にシワが寄ったり、
貧乏ゆすりをしてしまったり、
人に言われるまで気づかないような
クセや習慣ができている方もいらっしゃいます。クセや習慣の多くは些細なものですが、
実はそれらが繰り返されることで
歯並びの良し悪しに影響してしまう
ものもあります。◆「爪を噛む」や「頬杖」は要注意
では実際に、どのようなクセや習慣が
歯並びに悪影響を及ぼすのでしょうか。たとえば、「爪を噛む」というクセ。
爪を噛むと、前歯に対して、
押したり引っ掛けたりするような
「不自然な力」が加わります。これによって生じるのが
「出っ歯」や「すきっ歯」、
前歯が噛みあわない「開咬(かいこう)」
といった歯並びです。同じく「頬杖」も、あごに対して
普段とは違う力が加えられるため、
あごの形や歯並びが歪み、
さらには顎関節症を引き起こしてしまう
恐れがあります。◆他にも「こんなこと」が悪影響に!?
・「歯ぎしり」や「食いしばり」
・唇を巻き込むように噛む、舐める
・お口ポカン(口呼吸)
・上の前歯に舌を押しつける特に近年は、
長時間スマートフォンを見る方が多いので、
そのときの姿勢に要注意です。スマートフォンの使用中は
「猫背」になりやすいため、
頭が身体より前に出やすくなります。すると、重心のバランスを取ろうとして
下あごが後ろに引っ張られ、
お口がポカンと開きがちになってしまいます。どれもちょっとしたことですが
あごの形や歯並びに
悪影響を及ぼす可能性があります。さらに、起きているときの習慣だけでなく
寝ているときの状態もお口に影響します。たとえば、
「横向き」や「うつ伏せ」で寝てしまうと、
並んだ歯に対して押しつぶす力が働くので
こちらも注意が必要です。◆自分で直せないクセは相談しよう
今回ご紹介したような
クセや習慣に心当たりがある方は、
できるだけ「それらを行わない」または、
「直す工夫」をしていくことが大切です。たとえば、周囲の人に
「○○をしていたら教えて」と、
お願いするのも方法のひとつです。また、机やパソコンといった
目のつくところに
「○○をしない」というメモを貼るなど、
自分だけにわかる目印を作るのも
おすすめです。しかし、なかには
自分では改善することが難しい
クセや習慣も存在します。対処法はさまざまですので、
今回ご紹介したようなお口に悪影響のある
クセや習慣にお悩みの際は、
ご自身だけで解決しようとせずに、
迷わず歯科医院にご相談してください。ジャスミン歯科クリニック〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101TEL:043-204-5648Googleマップ:https://g.page/r/CZXqfilmX6AXEBA 続きはこちら