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2024/09/19院長ブログ
オーラルフレイルって知っていますか?

こんにちは!
歯科衛生士の岩切美奈です。

皆様、オーラルフレイルはご存知ですか?

オーラルフレイルとは「Oral」「Frailty」を合わせた造語であり、直訳すると「口の虚弱」という意味となります。

例えばこんなことはないでしょうか?



引用文献:日本歯科医師会 オーラルフレイル普及・啓発用資料



これらのささいな症状も、実はオーラルフレイルかもしれません。

オーラルフレイルは、実は日本で考案された概念です。

その定義は?
「老化に伴う様々な口腔の状態(歯数・口腔衛生・口腔機能など)の変化に、口腔健康への関心の低下や心身の予備能力低下も重なる。
それにより口腔の施弱性が増加し、食べる機能障害へ陥り、さらにはフレイルに影響を与え、心身の機能低下にまで繋がる一連の現象及び過程。」
とされています。

オーラルフレイルは、お口に関するささいな衰えを放置したり、適切な対応を行わないままにしたりすることで、口の機能低下、食べる機能の障がい、さらには心身の機能低下にまで繋がる負の連鎖が生じてしまうことに対して警鐘を鳴らした概念です。

嬉しい事に、オーラルフレイルはしっかり対策をすれば、また元の元気な状態に戻ることが可能です。



引用文献:日本歯科医師会 オーラルフレイル普及・啓発用資料


フレイル(虚弱)を予防する為に
1.栄養をしっかりとる
2.運動や社会活動など、身体活動を行う
3.就労や余暇活動など、社会参加をする

上記の3つの柱を底上げして、健康な日々を送りましょう。



引用文献:日本歯科医師会 オーラルフレイル普及・啓発用資料



また、オーラルフレイルに関しては
かかりつけ歯科医を持ちましょう
→長く診ているとちょっとした変化に気付きやすいです。

口の”ささいな衰え”に気をつけましょう
→1枚目のスライドのチェック項目のような、ささいな症状です。

バランスのとれた食事をとりましょう
→全身の衰えには、食事がとても大切です。

かかりつけ歯科医院に定期的に通い、いつまでも笑顔で美味しく食べられる”健康長寿”を目指しましょう!

当院でも、患者様の変化に気づき、その人に合ったオーラルフレイル対策をお伝えしています。
保険適用で新たに組み込まれた内容も多く、国を挙げてオーラルフレイル対策に力を入れている証拠でもあります。

次回は、実際に行っている指導や販売されているトレーニンググッズをご紹介します♪





ジャスミン歯科クリニック
〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101
TEL:043-204-5648
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2024/09/03院長ブログ
お口の衰えは要介護の入り口?「オーラルフレイル」とは

 

こんにちは。院長の丸山です。
今年は9月16日が敬老の日ですね。

 

お年寄りを敬い、
長寿を願う日ということで、
ご高齢のご家族へお祝いをする方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

 

年を重ねても若々しく
元気に過ごしたいものですが、
実は、加齢による衰えと
お口の状態には深い関わりがあるのです。

 

そこで今回は、
心身の衰えにつながりうるお口の機能低下、
オーラルフレイルについてお話ししていきます。

 

 

 

 

◆そのお口の変化
 実はオーラルフレイルかも?

 

食事をしていて、以前よりも
「むせやすくなった」
「食べこぼしが増えた」
と感じたことはないでしょうか。

 

 

 

オーラルフレイルとは、
このような日常で感じる
”お口のささいな衰え”のことで、
「健康な状態」と
「お口の機能が低下した状態」の
ちょうど中間に当たります。

 

この段階で適切な対応を行えば、
元の健康な状態に戻れるのが
オーラルフレイルの大きな特徴です。

 

一方で、日常生活において、
このようなささいな衰えは
「年をとれば仕方のないこと」
と軽視しがちで、
そのまま放置してしまう方
少なくありません。

 

 

 

 

◆放置厳禁!
 オーラルフレイルが要介護の原因に!?

 

オーラルフレイルを放置すると、
その先にはさまざまなリスクが
待ち受けています。

 

たとえば、「噛みにくい」という状態が続くと、
人はおのずとやわらかい食品を
好んで食べるようになります。

 

その結果、噛む筋肉がますます弱くなり、
やがて噛めなくなるという
お口の機能低下に至ってしまいます。

 

このように、はじめは
「噛みにくい」「飲み込みにくい」
だったものが、次第に
「噛めない」「飲み込めない」
という機能低下に至ってしまうのが、
オーラルフレイルの怖いところです。

 

さらに、オーラルフレイルは
お口の問題だけにとどまらず、
全身の衰え(身体的フレイル)にも影響します。

 

ある調査では、オーラルフレイルの人は
そうでない人と比べて、
要介護になるリスクが約2.4倍、
4年以内に亡くなるリスクが約2倍になると
報告されています。

 

 

 

オーラルフレイルが原因で
要介護に至ってしまうと、
元の健康な状態に戻すのは難しくなります。

 

したがって、ほんの少しの衰えも
「年のせい」と軽く見ず、
早め早めに対処していくことが肝心です。

 

 

 

 

◆ささいな変化に気づくことから!
 早期対応が大切です

 

食べこぼしや、むせやすくなるほか、
お口の渇き
普段の会話で言葉をはっきり発音できないなど、
これらに身に覚えがある場合は、
オーラルフレイルが疑われます。

 

 

 

 

大切なのは、
オーラルフレイルを自覚したら
早期の機能改善に取り組むことです。

 

いつまでもおいしく食事を楽しみ、
健康的な生活を送るためにも、
早めに歯科医院で相談し、
適切な指導を受けましょう!

 

 

 

ジャスミン歯科クリニック
〒261-0001
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