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2022/07/19院長ブログ
夏休みにむし歯のサインを見逃さないで!
夏休みになると、お家にいる時間が長くなり、ついつい“砂糖”が入ったお菓子やジュースなどをダラダラと口にしてしまいがち。“むし歯”はそういったお口の中に残った“砂糖”をエサにして、“むし歯菌(ミュータンス菌)”が歯を溶かすことにより起こります。


“むし歯”を予防するには、

・勉強しながら、ゲームをしながらといった、“ながら食べ”は控える。
・時間を決めて食べて、食べた後は良く歯を磨く。
・歯の表面にくっつきやすいキャラメルのようなお菓子は注意する。

など色々あります。


それと共に、“むし歯のはじまりのサインを見逃さない”ということも大切です。

歯をみがいても落ちない、ツヤのない真っ白い部分が、“むし歯のはじまり”の部分です。“歯と歯肉のさかいめ”“歯と歯の間”といった、磨き残しをしやすい部分にできます。






・正しい“ブラッシング指導”を受けて、正しく“ブラッシング”をする習慣をみにつけること。
“フッ化物塗布”・“フッ化物洗口”を行って、“脱灰”した部分の“再石灰化”を促すことも効果的です。


気になられましたら、お気軽に当院にご相談ください。




ジャスミン歯科クリニック
〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町2-17-1-101
TEL:043-204-5648

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2022/07/06院長ブログ
歯ごたえは歯で感じていない!?歯根膜の役割とは

 

こんにちは。院長の丸山です。
7月といえば、夏野菜が旬を迎える時期ですね。

 

夏野菜のなかでも、
きゅうりは汗をかきやすい夏にぴったり。
約95%を水分が占めているので、
食べれば水分補給もできる食材です。

 

そんなきゅうりの魅力は、
ポリポリとした歯ごたえ!
この歯ごたえを感じるためには、
お口の「ある組織」が深く関わっています。

 

 

 

 

◆歯ごたえを感じているのはどこ?

 

歯ごたえを感じているのは歯ではありません。
では、どこで歯ごたえを感じているのでしょうか?

歯ぐき?歯の神経?あごの骨?


実は…
このなかのどれでもありません。

 

歯ごたえは「歯根膜(しこんまく)」という
歯とあごの骨をつなぐ組織で感じ取っています。

 

 

 

 

 

◆0.3mmにある大切な役割

 

歯根膜の厚さは、なんと
たったの0.3mmほどしかありません。

 

とても薄い歯根膜ですが、
実は大切な役割があります。
それが「クッション」と「センサー」の役割です。

 

食べものを噛むとき、
歯にはとても強い力がかかっています。

歯根膜はその力をクッションのように
吸収・分散し、歯や骨を保護してくれています。
かたいものをガリッと噛んでしまっても
歯や周りの骨が無事なのは、歯根膜があってこそ!

 

 

また、歯根膜はセンサーの役割も担っており、
噛んだ時の「かたさ」や「感触」といった
微妙な刺激は、歯根膜が脳に伝えています。
そのおかげで、私たちは歯ごたえを感じられるのです。

 

 

他にも、食品のかたさに応じて
噛む力を調節することにも歯根膜は役立っています。

 

きゅうりのポリポリとした食感や
天ぷらのサクッとした食感を楽しめるのも
歯根膜があるおかげなのです。

 

 

 

 

 

◆歯根膜は一度失うと戻らない!

 

歯根膜は歯が抜けると
一緒にとれてしまいます。

 

たとえ、入れ歯やインプラントで
抜けた歯を補ったとしても、
歯根膜が元に戻ることはありません。

 

 

つまり、一度でも歯根膜を失ってしまうと、
ごはんを食べたときの食感も
一緒に失われてしまう
のです。

 

 

 

 

そんな歯根膜を失わないために、
まずは自分自身の歯を守る必要があります。

 

「むし歯」や「歯周病」にならないために、
定期的に歯科医院でプロのクリーニングを受けて
きれいなお口を維持しましょう!

 

 

 

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